2020.04.30
vtg NUMBER NINE & UNDERCOVER
90 年代、原宿のヴィンテージアイテムをご紹介。
世界的な人気に火が付いたナンバーナインと、アンダーカバーのオールドアイテム。
90年代の裏原宿ブランドは、世界的に評価、人気が高く、日本人が感じているレベルを遥かに超えています。
これからもっともっと大きな渦になる事は間違いなく、日本の皆が凄さに気づきだす事でしょう。
今回は春先に使える特に発見できないあたりの薄地ジャケットをご紹介。
vtg NUMBER NINE SHIRTS JACKET 90s
こちら、今の表参道ヒルズ(当時の同潤会アパート)裏にナンバーナインが出来た頃のアイテムですが、当時から群を抜いてディティールの妙が際立っているブランドでした。
アウトドアのディティールをいち早く取り入れたと思ったら、世間がそこを見始めた時には、そのディティールをやめていたイメージ。
ファスナー開きですが、ドット釦使いでコーチジャケットの様にも感じるディティール。
生地はヘリンボーンの綿素材。
通常より赤みに振ったチャコールは、色への拘りも感じます。
若干アタリが出た雰囲気が更に素敵に見えます。
袖はフェイクレイヤード仕様。
第一ボタンを閉じても衿が綺麗、第一釦を開けてもファスナー寸を短めに設定することにより綺麗な開襟で着用できるディティール。
未見の拘り衿に感じ、丁寧に作っていた事を感じさせます。
縫製運針も当時のジャケットにしては細かく、指示の細かさを感じます。
前開きファスナー引手には、アウトドア要素の引手パーツ。
ドットボタンキャップも刻印入りの拘り。
袖口リブ
前後の着丈差。
脇裾の大きなマチは、見た目への配慮かと。
凝ったひと手間がデザイン性を高めています。
背面ヨーク
17,000円
97年デザイナー着用の若干ディティール違い。
このディティールを好んで使用していた事がうかがえます。
vtg UNDERCOVER JACKET 90s
若干長めの着丈は、カジュアルコートのよう。
裾のドローコードを絞る事により、通常のコーチジャケットの様な着丈で着るのも調子よし。
ポケットディティールの特徴ありです。
当時よく使われた大胆な切り替え。
着用すると全く違和感がなく、自然に着用できるものが多かったイメージ。
コーチジャケットライクな衿。
このブランドは、プリント、タグなどの使い方にも常に気を配っており、大事なデザインの一部。
裾スピンドル
背面
22,000円
当時の原宿の勢いを感じられるアイテムをなるべく店頭には置く様にしております。
是非、来店の際には気にかけていただけますと嬉しいです。
C30
権守
C30
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