2020.04.11
DIGGIN’ ICE performanced by DJ MURO
初めまして、たまにC30にいるブログ初投稿の権守(ゴンモリ)です。
こちらのブログ、見ていただけますように頑張って続けますので、ちょくちょく見てくださいませ。
MUROさんと話していて『DIGGIN’ ICE ’20』の話しが出てきていたタイミングでしたので、このあたりの話しを今回は。
今となっては、90年代のミックステープ文化を知らない人も多いと思いますが、自分はミックステープで育った世代。
ミックステープは、新譜をチェックしたり、DJプレイを学んだり、デートの車で聞いたり、音も最高でした。
その中でもMUROさんのミックステープは別ジャンル。
MUROさん初リリースミックステープと思われるテープには、『KEEP ON DIGGIN’ 365 DAYS』が書かれており、全てのミックステープで DIG が根底にあります。覚悟なしでは書けない言葉。聞いていて全然別世界のミックステープでした。
当時、以前からソウル、ファンクのレコードを買ってはみていましたが、耳馴染みが悪く針を置く回数も少なかったところ、心地よいミックスでジャンルごと好きにさせてしまうミックス。
MUROさんのミックステープからDIGの文化がDJに根付き、みな旧いレコードを掘る様になり、宇田川町、ヒップホップが大きくなっていきました。
他にも要素はあれど、日本のヒップホップが大きくなった重要な要素が MUROさんのミックステープにはあります。
傑作ミックスだらけのMUROさんミックステープ。
その中でも評価が高く、特に人気があると言われるのが『DIGGIN’ ICE ’96』。
もちろん自分も大大大好きなミックステープ。
DIGGIN ICEは、聞いて涼しくなるような曲で構成されているのですが、シリーズ化されておりミネラルウォーターをイメージするパッケージデザインで統一されています。
しかも、先日のラジオ “MURO presents KING OF DIGGIN'”によると、今は亡きNUJABES氏の発案と、パッケージデザインで始まったと。DIGGIN’ ICE シリーズ、知っている人が大多数かもですが、是非いまからでも全部聞いてみて下さいませ。
今日の仕事のお供。最上級ミックステープ。
コロナで外出自粛のタイミング。
以前夢中になっていた人も、知らなかった人も、この機会に是非、MUROさんミックス DIGってみてください。
C30では RAP カセットを扱っていますが、大好きなミックステープの取り扱いはしていないので、是非 DISK UNIONさんなどで探してみてくださいませ。
今年出る『DIGGIN’ ICE ’20』は、いつも通り TOWER RECORD さん専売のはず。
MUROさん、心より楽しみにしています!
C30
権守